日能研 メモリーチェックの評判・口コミを独自調査!効果的な使い方も網羅

日能研 メモリーチェックの評判・口コミ

中学受験では多くの子が塾に通いますが、誰もが塾の教材ですべてを完璧に理解できるわけではありません。中には塾の教材では理解が追い付かず、他に教材を探す人もいます。このとき、たくさんある問題集の中から何を選んで使えばいいのか悩むものです。

問題集にどのような特徴があるのかを理解していないと、自分に合った問題集を選ぶことはできません。なぜならば、他の人が良いといったものが自分にも合うとは限らないからです。きちんと特徴を知り、自分の苦手が克服できるか、自分が使いやすいものかを確認して使うようにしましょう。

この記事では、問題集選びに悩んでしまった方に向けて、日能研のメモリーチェックをご紹介します。メモリーチェックは非常に人気の高い問題集です。「色々と使って見たけど、メモリーチェックが一番良かった」という声も少なくありません。メモリーチェックはどんな問題集なのかを知り、受験勉強の参考になるかぜひご検討ください。

目次

日能研「メモリーチェック」の評判はどのような問題集か

メモリーチェックは日能研で製作されている問題集で、理科と社会の2種類があります。社会は毎年夏に最新版が発売されており、最新データを組み込んだ時事問題対策が可能です。

理科版、社会版、いずれも受験対策において非常に効果的で、効率よく重要内容の確認ができる仕組みになっています。

テキストは、単元ごとに基本的な知識のまとめと短時間で取り組める一行問題が見開きで構成されています。メモリーチェックは、1度覚えた物をもう一度覚えるための教材というよりも、自分の知識がどの程度身に付いているのかチェックするための教材です。

メモリーチェックで全体を確認し、自分の弱点はどこなのか、より強化して勉強するべきなのはどこなのかをチェックできるのが最大の魅力になります。メモリーチェックは、基礎学力を確認、基本的な知識の確認をするための問題集です。そのため人によっては簡単な問題が並んでいると感じるかもしれません。

ただ、この簡単な問題にこそ受験勉強で身に付けるべき知識が山のように組み込まれています。一通り勉強したものをメモリーチェックで確認すれば、基礎知識をしっかり身につけられますので、応用問題ではなく基本的な勉強をしたいときにもぴったりです。

日能研「メモリーチェック」の評判

ここからは、メモリーチェックを実際に使った方の口コミを元に、メモリーチェックがどのような教材なのか、どういった評価をされているのかを紹介します。実際に使った人たちの感想なので、リアルな使用感が伝わり、教材のイメージもしやすいでしょう。

基礎作りに最適

  • メモリーチェックは偏差値40~50の学校、または5年生の予習としてちょうど良い
  • 基礎作りに最適、カテゴリの対策用として購入しました
  • 全分野の勉強が終了した後に、復習用として使っています

前にも述べた通り、メモリーチェックは、基礎学力を身に付けるために購入、または受験前の予習用、全分野の学習が終了後の復習用として使われることが多い教材です。

基礎知識の確認、基礎知識をこれから勉強するタイミングなど、人によって使うタイミングが異なりますが、その分オールマイティーな使い方ができるでしょう。 

知識の整理に効果的

  • 勉強した知識を整理するのにちょうど良い
  • 記憶の確認に最適、これと合わせて過去問を解けば効率よく勉強できる
  • わかりやすくまとめられているので弱点を見つけやすく、勉強計画を立てやすい

メモリーチェックはただ基礎内容を並べているのではなく、理解しやすいように整理がされているのも特徴です。そのため、ただ解き進めるだけで知識の整理ができると感じているユーザーが少なくありません。

自分がどの程度知識を身につけられているのか、覚えていない所を重点的に勉強するきっかけにもなる分、効率よく勉強できるでしょう。メモリーチェックと合わせて過去問を解くというユーザーも多く、メモリーチェックで基本知識を確認してから、過去問を使って応用問題も合わせて確認するという流れで勉強に取り組んでいます。

問題集をたくさん使って勉強するよりも、メモリーチェックと過去問何種類かを複数回勉強した方が効率よく勉強できると考えているご家庭も多く、お子さんの負担も減らせる勉強法として定着しているのです。

難関校受験には少々物足りない

  • とても見やすくまとめられていますが、難関校受験対策用となると物足りない
  • 基本的な部分しかまとめられていないですが、とりあえず一通り勉強するにはちょうど良い

メモリーチェックはあくまで、ベースの知識を総復習、確認する目的で作られています。そのため、難関受験校対策、応用問題対策においては効果が薄い教材です。

そこで、基礎は完成していて、難関校受験に向けた応用内容の詰め込みをしたいという場合、メモリーチェックと合わせて別の問題集も購入するといいでしょう。メモリーチェックはあくまで基本の確認用、自分の学力を手軽に確認できる教材です。

日能研「メモリーチェック」の評判から判明した効果的な使い方

ここまで、メモリーチェックの特徴についてお話していきました。ここからはメモリーチェックをどのように使えばより効率よく受験勉強ができるのか、メモリーチェックのおすすめな使い方について解説していきます。

夏休みや冬休みなど長期休みに活用

メモリーチェックは中学受験の理科社会の基礎知識を総復習、総洗いできる教材です。そこで、夏休みや冬休みなどの長期休みが始まったタイミングで、内容理解や暗記の状況を確認するための教材として利用すると便利です。

最初に長期休み前に勉強してきた内容をザッと確認して、身に付いている所、あまり身に付いていない所を確認します。その後、重点的に勉強するべきところをどのようなペースで進めていくようにするかを勉強計画を立てる前にメモリーチェックに取り組んでおくと、余計な時間を使わずにスムーズな受験勉強ができるでしょう。

全分野の学習が終わってから復習

全分野の学習が終わった後に、復習用としてメモリーチェックを使うのもおすすめです。基本的な知識が身に付いているかを早い段階で確認できれば、勉強におけるロスがありません。

メモリーチェックは簡単に全分野の復習ができますので、自分の弱点と感じる所も簡単に見直せます。弱点が分かった上で勉強を進めると、勉強効率も全く変わってきます。全分野の学習が終わって自分が苦手な部分がどこかわからない場合や、効率よく受験範囲を見直しできる教材をお探しの方は、1度は使っておきたい教材です。

4~5年生のタイミングで予習

メモリーチェックは6年生の初期のタイミングで使われることが多いですが、4~5年生のタイミングで予習用教材として利用するのもおすすめです。事前にこれから学ぶ内容を予習した上で授業に臨めば、よりスムーズに知識が身に付きます。

もちろん、予習段階ですべての内容を頭に入れることは不可能です。簡単にこれから学習する内容に目を通して、重要単語や流れを確認するだけでも十分効果はあります。

その後、塾の授業で学んだら、復習用教材として使えば知識の定着まで1冊で完成させることができます。これから勉強するカテゴリの予習と復習を効率よく進められる教材をお探しの方にもメモリーチェックはぴったりでしょう。

日能研「メモリーチェック」社会・理科の評判まとめ

今回は、メモリーチェックがどのような教材であるのかを紹介をしました。簡単に基本的な知識を確認できるとても便利な教材として親しまれています。カテゴリ別にわかりやすくまとめられていますので、一通り勉強しながら復習をする際にぴったりです。

ただしメモリーチェックはあくまで確認用としての位置づけですので、詳しい内容を理解したいという方や、応用問題対策をしたいという方にはあまり向いていません。難関校受験を考えている方でも、特に知識が完成しているという方なら、メモリーチェックと合わせて別の対策問題集も用意した方が安心でしょう。理科と社会に関する勉強をトータルで確認できる教材をお探しの方は、メモリーチェックを試してみてはいかがでしょうか。

目次